私の英語歴 4 ミラクルは覚悟を決めた人に訪れる

英語が今までよりも

ずっと聞こえるようになった日から

しばらくして

英語で夢を見るようになりました。

自分が英語をしゃべっている夢。

そしてある日、

自分の言いたいことが

言えるようになりました。
          

     

ここまでが前回のお話。

今日は続きを書いていきますね^^
        

自分の居場所を作る覚悟

      
アメリカで引きこもっている間に
家族に変化が。

父と母が離婚しました。

「両親が離婚したから
もう私には帰るところがない」

まだ大人になれていなかった私は
勝手にそう解釈。

母は九州へ。
父は仕事で台湾へ。
私が育ったのは関東。

両親と一緒に住まなくてはいけない
ルールはないですが

当時の私は
「もう帰る家はない」
考えたのです。

英語が聞けるようになり
話せるようになったのは

「アメリカで自分の居場所を作る」

と覚悟が決まったからなのだと思います。

覚悟を決めた人は強い。

その意識の変化が

「引きこもり学習」を

成功へ導いたのかもしれません。

      

美容院での出会いが転機

        
アメリカに留学してから
途中で私は大学をやめ、
美容学校にはいりました。

その後、アトランタにある美容院で
働くようになっていました。

お客様はアメリカ人。

一日中英語を話すので
英語力はぐっと伸びました。

引きこもってぶつぶつ言うより
効果がありますね!

仕事以上に良かったことは
最高におもしろくて優しい
友達(同僚)に出会えたこと。

仕事の愚痴を言って笑ったり
お互い褒め合ったり

たのしい時間を共にしながら
英語も学ぶことができました♪
      

        

そして、ある日のこと。
お客さんが話しかけてきました。

「あなたはなぜここで働いているの?」

「日本語と英語を活かして仕事をしたくない?」

そのお客さんは続けます。

「私はデルタ航空でCAをしているのよ。
今、CAを募集しているから応募してみたら?」

そして、応募先を教えてくれました。

「CAになりたい」

昔の気持ちが蘇ったのです。

高校生の時、バイト先の店長に
客室乗務員になりたいと
話したことがあります。

その時、
「頭が良くて、きれいな人しかなれないから
お前は無理じゃない?」

とばっさり言われショックを受け、
夢を封印していました。

今だったら、
「このドリームキラーめっ!」

と言い返しますがw 当時は高校生。
大人にそんなこと言われたら反論できずで。。。

「あ~そっか、
人にこんなこと話して
身の程知らずで恥ずかしい」

夢と憧れを
なかったことにしていました。

ですが、そのお客さんの言葉で
昔の「夢と憧れ」が
よみがえったのです。

やってみたい!

そして、動き始めました。

           

憧れていた職業へ前進あるのみ!

       
友人に履歴書を作るのを
手伝ってもらったり、
申込書を書いたり。

そして、数週間後。

書類審査合格!

面接はアトランタにある
デルタ航空本社トレーニングセンターで行われました。

アトランタ空港のすぐそばにあります。
本社までの30分の運転は
ずっとドキドキ、わくわく。
       

ドキドキ、わくわくからの絶望(T_T)

       
到着すると、
最初はグループ面接。

20名ほどの候補者が部屋に
集められていて
一人ずつ自己紹介です。

昔の私は人前で話すのに
慣れていなくて
パニックというか、、、

まだ何もしていないのに絶望。

アジア人は1人もいなかったという状況が
さらに私を緊張させました。

アメリカ人の皆様の
自信みなぎる自己紹介と
自己アピールに圧倒されて、

私は蚊の鳴くような声で自己紹介(笑)
        

                          

その後、1対1の個人面接。

いくつかの質問が難しくて
変な答えを言ったりしたので
またここでも絶望しました。

2連続の絶望感!

「お客様に使用済みのオムツを
捨ててほしいと言われたら、
あなたはどうする?」

のような質問です。

結局、質問の答えは間違っていても、
合っていてもどっちでも良かったそうです。

*わからない質問をされても
冷静に対応できるかどうかを
チェックしていたらしいです。

そんなことは知らずに
面接後は120%落ちたと落ち込みましたが

なんと、合格通知が届きました!

この時の合格通知というのは
トレーニングに参加する資格をもらえるという意味。

トレーニングに合格するまでは
正式採用ではないです。

それでもうれしかったー♪
       

     
トレーニングは、アトランタで実施。

当時の私にとっては
とてもとても大変なものでした。

ネイティブと同じ研修を受けるには
英語力が足りていなかった…

研修中に先生から
「明日からもう来なくていいわよ」と
辞めさせられる人が多く
次は私かもと毎日びくびく。

それでも必死に頑張りました。

毎日寝る時間を削って勉強して、
無事トレーニングも終了。

そして合格!
正式に採用されました。

新品の制服に身を包み
初めて空港を歩いた時は感動でした(涙)

しばらく母が登場していませんでしたが
本当に喜んでくれました^^

あれだけ私に英語を学んでほしかった母ですから
もしかしたら、私よりも喜んでいたかもしれません。
      


     
さて、次回は入社してからのことにも
触れていきたいと思います。

入社したはいいけど、CAなりたての頃は
お給料は…でした。

飛行機の中のスナック菓子で
生き延びたと言っても過言ではありません。

続きはまた書きますね!
お楽しみに♪

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