こんにちは。Maikoです😊
突然ですが、あなたは自分のことを
完ぺき主義だと思いますか?
「いいえ、そんなことないですよ~」
そう言う方が多いかもしれませんね。
私が思うに、完ぺき主義って
全てのカテゴリーに対してではなく
ある特定の分野において
発動することってあると思うんです。
私は普段たいていのことは適当
それほどがんばらなくて
良いと思って生きています。
ですが、英語に関しては
やや「完ぺき主義」傾向が
発動しやすかったりします。
そこで、今日は学習過程における
「完ぺき主義の弊害」について
私なりに考えてみたので
シェアさせてください。

英語学習で避けては通れない
「文法」で
お話を進めていきます。
2人の男性がいます。
Aさん「Mr. かんぺ~き」
Bさん「Mr. なんとな~く」
2人とも同じぐらいの英語力
TOEIC 450点ぐらい
英検準2級辺りの実力としましょう。
Aさんは、Mr. かんぺ~き。
あるレッスンで
先生が説明した
「接続詞、前置詞、接続副詞」
の使い分けについて
20%理解できました。
*接続詞、前置詞、接続詞の使い分けとは
but, despite, however
全て『逆説』を表す単語ですが
品詞が違うので文の組み立て方が異なります。
彼は20%理解できているのにもかかわらず、
80%の「わからない自分」
のほうにしか意識がいっていません。
そして、
「自分は英語ができない」
「やっぱり英語は無理だ」
「こんなややこしいのわかるわけない」
「英語は嫌だ」
「理解できない自分には才能がない」
と嘆いています。

Bさんは、「Mr.なんとな~く」。
あるレッスンで
先生が説明した
「接続詞、前置詞、接続副詞」
の使い分けについて
20%理解できました。
なんとな~く20%ぐらい理解できて
よかった~♪
と安堵している様子。
前は0%に近いほどしか
理解できていなかったのに
「1レッスンで
20%も理解できたなんて
すごいじゃん!」
とご機嫌です。
るんるん♪
***
AさんとBさんのは極端ですが
現実には白黒はっきりしているわけではなく
完ぺき主義レベルは
グラデーションになっています。
自分は英語に関してどちらの傾向が強いかな?!
少し考えてみてもいいかもしれません。

Mr.かんぺ~きの傾向が強い方は
1回の説明で理解できなかった自分を
無意識のうちに責めていた経験が
あるのではないでしょうか?
私は英語の先生なので
こんなこと言いたくないですが、、
その人の理解力うんぬんではなく
先生の教え方があまり上手くなかったか
自分に合わなかった可能性もあります。
さらに、例をあげます。
大人の学習者が英語学習を始めて、
中学校~高校まで(人によっては大学まで)
勉強して理解できなかったことを
1回のレッスンで
100%理解できるようになるって
普通に考えて、奇跡レベルだと思うのです。
10回やって100%も
けっこう難しいかもしれません。
それなのに、
自分にそんな厳しいハードルを
設定している。
そんなことありませんか?
英文法の理解は
0が一気に100になるのではなく
少しずつ、少しずつ、
回を重ねながら100に
近づいていく感じです。
1回目に習った時は
20%理解できた。
次に30%
その次は31%
そのまた次は
いきなり50%になった!
そんな少しずつを繰り返して
定着して、使えるようになっていきます。
業務で英語が必要、
転職、就職、試験のために
英語力アップしないといけないと
焦る気持ちはよくわかります。
焦ることは悪くはないですが
焦った時にやることは
「自分責め」ではなく
「英語を学ぶ回数を増やす」
です。
中学から高校まで
理解できなかった英文法を
大人のあなたが理解するには
「時間をかけてもいい」
「回数を重ねてもいい」
そう自分自身に「許可」を
出してあげてほしいのです。
ちなみに何年もかけなくても
習得可能です。
短期習得したい場合は
一日の学習時間を増やせばOKです😊
*
私のレッスンを受けてくださっている生徒さんは
私が「なんとな~くわかりましたか?」
とよく言う理由が
今日わかったかもしれませんね(*’▽’)
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