英語のリスニングテスト。
昔はヒアリングテスト
なんて言っていたことがありました。
英語学習に取り入れるべきなのは
ヒアリング or リスニング?
今日はこの2つを比較してみたいと思います。
ところで
hear と listenの違いはご存じですか?

hear は「聞こえてくる」
耳で音を認識する感じです。
例えば、
あなたはカフェで
久しぶりに会う友人と
おしゃべりをしています。
すると、隣のテーブルにいるカップルが
話しているのが聞こえてきました。
なんとなく楽しそう。
●カップルの話が聞こえてきた。
●会話の内容がなんとなく耳に入ってきた。
そんな状態がhear。
*
しばらく会話を楽しんだ後、
あなたの友人がトイレに行くため
席を離れました。
あなたは隣のカップルの話の内容に
完全に集中して詳細を
聞き取ろうとしています。
●このカップルはもうすぐ結婚するんだな。
●式場の話しをしている。
●どうやら春に結婚らしいぞ。
このように
「集中して注意深く話を聞く」のが listen。
*
母語、日本語だと私たちは
クオリティの高い
hear が出来ちゃうんです。
スマホでメール返信をしながら
テレビのニュースを聞いているとか。
「ながら」で聞いていても
理解できていることがかなりありますよね。
ですが、まだ発展途上中の
英語だった場合は
「ながらヒアリング」は
かなり難易度が高めです。
最悪、何も聞き取れなかった
なんてことがあるかもしれません。
海外ドラマ、映画、ニュースなどを
英語で流していても
メール返信をしながらでは
全く聞き取れないとか
そんなことが起こってきます。
英語力をアップさせたいのであれば
「英語を聴くぞ~!」
そんな意識、意図を持って
集中して聞くことが大切。
大切どころか、ヒアリングだけでは
全く上達を感じない可能性が、、汗
なので、「必須」です!
集中して、意識的に耳を傾けて
聞き取れなかった原因を見つける。
・単語
・フレーズ
・文法
・英語特有の音の変化
学ぶべきことがあれば
一旦インプットタイムを取ります。
それらを確認してから
音読練習へつなげる。
聞くだけでなく、
実際に自分で声を出して
英語を読むことで
リスニング力がアップします。
言えるとぐっと聞き取りやすくなり
言えないものは基本的には聞き取れません。
(音読は是非取り入れましょう!)
このような一連の流れがあってこそ
英語力はどんどんアップしていきます。
英語の勉強をしているつもりだったけど
「hear ばっかりだったなぁ~」
と感じた方は listen にシフトしてみてください。
続けていくと変化を感じられますよ✨
Maiko
一生懸命写真を撮るマイコ。
雪がちらつく寒い日でした。

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